体に良い調味料の選び方


〜 完全ガイドマップ 〜

日頃の調味料選びの参考にお使いください。

はじめに

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まずは調味料について知ろう

調味料は2種類ある


 調味料には味噌、醤油、塩、みりん、白だし、油などさまざまな種類があります。この日頃食べている調味料には大きくわけると二種類のタイプがあります。

一つは一般的なスーパーに売られている添加物が含まれているもの。そしてもう一つが伝統製法で時間をかけて作られた添加物が含まれていないものです。

例えば、特売品で見かけるお醤油は、「しょうゆ風調味料」と言われたりします。またみりんも「みりん風調味料」と名前を少し変えて販売されています。これらは「ニセモノ」と言っては少し語弊があるかもしれませんが、それでも本物のお醤油やみりんとは別物なのです。

昔ながらの伝統醤油の作り方


 昔ながらのお醤油の原料は、大豆と小麦、塩と麹(こうじ)と水です。

大豆と小麦に麹菌を加え、麹を作り、この麹に塩水を加えて発酵させて「もろみ」を作ります。伝統的な醤油造りでは、木の樽で1年以上天然発酵・熟成をさせ、「もろみ」をしぼったものがしょう油となります。

こうじからつくられた酵素が、大豆や小麦のたんぱく質をアミノ酸に、でんぷんを糖分に変えます。これがしょうゆのうまみの素です。じっくり発酵させるため、出来上がるまでに1年以上がかかりますし、職人の技術と経験が必要となります。

しょうゆ風調味料の作り方


 しかし伝統的な作り方だと、時間もお金も手間もかかるということで、現代はそれらのコストや時間短縮のために、食品添加物が多く使用されるようになりました。

しょうゆのうまみの素はアミノ酸です。このアミノ酸は、時間をかけて発酵させなくても、大豆などのたんぱく質を塩素で分解すれば、簡単に作ることができます。このときに使う大豆は、油を絞った残りの大豆である脱脂加工大豆を使います。

こうして出来たアミノ酸液が特売しょうゆのベースとなりますが、これだけだとしょうゆらしい味も香りも匂いもありません。ですがそれを補ってくれるのが食品添加物です。

まず「グルタミン酸ナトリウム」でうまみをだし、「甘味料」で甘みをつける。酸味を出すために「酸味料」を入れます。「増粘多糖類」を数種類入れてコクととろみを出します。色は「カラメル色素」で着色します。香り付けのために本物の醤油を少し足します。日持ちが悪いため「保存料」も加えます。

これで「しょうゆ風調味料」の完成です。

実は現代のコンビニやスーパーで売られているさまざまな加工食品には、こういった添加物で作られた調味料が多く使用されています。お醤油だけでなく、味噌、お塩、みりん、白だし、油など全て健康よりもコストや手間を省くことが優先されてきました。

そうやって少しでも安い食材を買ってきて使うことが、「賢い主婦」であり「賢い消費者」であるという風潮がまだまだあるかと思います。しかし、そのご飯を食べるのは、自分はもちろん子どもたちや旦那様なのです。

人の体は食べたもので出来ている


 人の体は37兆個の細胞からできていますが、その細胞は「食べたものと飲んだもの」から出来ています。逆に言うと食べたものと飲んだもの以外では出来ていません。

なので、何気なく食べているその調味料の中に、食品添加物がたくさん入っているのか、それとも昔ながらの伝統製法で手間と時間をかけて作られた調味料を食べているのかでは、未来は大きく変わってくると思いますよね。

私たちは日常生活で、食品添加物から恩恵をたくさん教授してきました。便利で安くてどこでも食べ物や飲み物が手に入る恩恵です。それを全て否定するのは少し極端かなと思うのです。ですが、だからこそ家庭で食べる食材や調味料くらいは、私たちが自ら選択することができるとても重要な部分です。

 伝統醤油に比べると、しょうゆ風調味料は安いです。ですが、体にとっては化学物質は決して良いとは言えません。食品添加物を食べてもすぐに体調が悪くならないのは、日々、私たちの体の内臓(主に肝臓と腎臓と腸)がせっせと解毒してくれているからです。ですが体に負担がかかっていることは間違いありません。

また、お料理の決め手となる味の奥深さなども考慮すると、長い目で見たときに伝統調味料を使う方が、結局は体に良くておいしいのです。そんな調味料を使い始めると、お料理も楽しくなります。食材の味が活きるので、たくさん味付けをしなくても野菜と少しの調味料で、とてもおいしい伝統日本食が作れるようになります。

というわけで、私が20年近く使っている調味料と一般的な調味料を比べながら、「体に良い調味料の選び方」についてお伝えします。今後のお買い物の際の参考にして頂けると幸いです。それではここから、それぞれの調味料についてご覧ください。

 体に良い調味料の選び方

それでは実際に調味料ごとのお話をしていきます。
例にあげている調味料はあくまでも参考です。


体に良いお味噌の選び方


お味噌は大豆の原材料が大事です。国産の有機大豆を使ったお味噌を選びましょう。遺伝子組み換えでないものならさらに良いです。製法は、伝統製法で作られているお味噌が体に良くておいしいです。

見分け方は原材料がシンプルかどうかです。調味料(アミノ酸等)を加える必要があるということは、伝統的ではない製法で作られています。

おすすめの味噌は遺伝子組み換えの大豆は使用していません。冷凍庫に入れて保存すると発酵が進まず、いつまでもおいしく食べることができます。

■ タカ太郎の解説動画
体にやさしいお味噌の選び方


体に良いお醤油の選び方


お醤油もお味噌と同じく、大豆が国産で有機のものを選びましょう。

大豆は丸大豆が使われている醤油を選んでください。脱脂加工大豆は油を絞った後の残った大豆で、原材料費がとても安価ですが栄養が少ないです。

左の醤油は調味料(アミノ酸等)や甘味料で味を付けないと、風味や奥行きがでないほど、元の大豆から旨味が出ていない証拠です。添加物は体に良いものではないので、普段の調味料からいかに減らすかが大切です。

※醤油も冷凍すると風味が変わらず保存ができます。この場合、瓶が冷えるので醤油差しに移しながら使うのがおすすめです。

■ タカ太郎の解説動画
お醤油の選び方と樽搾り醤油のこだわり


体に良いお塩の選び方


天然塩はミネラルが豊富に含まれているので、体のバランスも整えてくれて、体に良いお塩です。「塩が体に悪い」と言われて来たのは、ミネラルが入っていない精製塩が一般的だった頃の話になります。

天然塩の見分け方

  • 原料が「海水」のみ。
  • 工程に「イオン膜」「溶解」「立釜」が使われていない。
  • ミネラル成分が豊富に含まれている

良いお塩を見分けるにはまず「食塩」や「精製塩」を避けて「天然塩」を選ぶことです。ただし、外食では精製塩が安くいため使用されていることが多いです。また、にがりを添加調整して作られる塩は、再生加工塩といわれるもので天然塩とは言いません。

岩塩や湖塩も「天然塩」ですが、海水を使い伝統製法で作られたお塩の方がミネラル、特にマグネシウムが豊富に含まれています。体にいい塩を選びたいなら、海塩の天然塩がおすすめです。

塩の製造工程で天然塩を見分ける

  • 精製塩:イオン膜・立釜など
  • 再生加工塩:溶解・イオン膜・立釜など
  • 天然塩:天日・逆浸透膜・平釜など

原料が海水だけであっても、精製塩の場合があります。その場合は製造工程がどういったものかで見分けることが出来ます。「溶解」「イオン膜」「立釜」などは精製塩を作る際に使用される工程です。

逆に、「天日」「逆浸透膜」「平釜」といった工程しか書いていなければ、昔ながらのお塩の作りかたで作られていることがわかります。

海洋深層水から作られた塩

原料である海水が、海洋深層水を100%使用しているお塩はとても良いです。海の深い部分の海水は、マイクロプラスチックの影響を回避することができます。天然塩であっても近年問題になっている、海水に溶け込んだマイクロプラスチックの問題を避けることができません。

海洋深層水を「100%」使用した、昔ながらの伝統製法で作られた「天然塩」を選びましょう。

■ タカ太郎の解説動画3つ(※順番にご視聴ください)

その1・減塩はいらない!長生きできておいしい塩

その2・精製塩をやめて自然塩を食べよう

その3・海洋深層水100%使用した富山湾の天然塩


体に良い白だしの選び方


白だしはまず食品添加物が含まれていないものを選びましょう。スラッシュ「 / 」以降が添加物なので、左の白だしの場合だと「調味料(アミノ酸)、ビタミンB1」が添加物です。

しろしょうゆが入っていない白だし

しろしょうゆが含まれていると、そのしろ醤油に添加物がたくさん使われている可能性があります。醤油の原材料の表示義務がないため、どんな醤油が使われているかはわかりません。

一方、右の白だしはしろしょうゆが含まれていません。国産かつおぶしと利尻産こんぶから作られた本格万能だしです。しろしょうゆが入っていないことで、和風調理以外にも、例えば洋食ならブイヨンとして、中華なら煮込んだ湯(タン)としても使うことができます。これだけで添加物を30個近く減らせます。


体に良いお酢の選び方


左のお酢はAmazonでも評価が高いお酢風調味料です。簡単・便利でしかも安いということで人気のようです。

しかし、食品添加物が含まれており、さまざまな味付けがされています。本来のお酢は原材料はお米のみで、じっくりと時間と手間をかけて熟成されています。それによってお酢の旨味が出てくるのです。

お酢の一般的な作り方は、人工的に空気を入れて強制発酵させます。この方法だと醸造期間は約1週間で済みます。

一方おすすめのお酢はアルコールを添加せず、昔ながらの作り方の“静置発酵”をさせているので6ヶ月ほど熟成期間がかかっています。有機JAS認定あきたこまちを100%使用し、広島県北部の天然水で作られた本格米酢です。


体に良い油の選び方


油に関してはまず大前提として「どんなに体に良い油でも、取り過ぎは体によって良くない」ということを理解しておきましょう。油を使ったお料理は確かにおいしいですが、体にとっては取り過ぎは負担となります。伝統日本食を中心にすれば油を使う機会はかなり減ります。その上で、どうせ使うなら体に負担をかけない油を選ぶことが重要となります。

体に良い油選びのポイント3つ

  • 酸化しにくい油を使う
  • リノール酸とリノレン酸のバランスは4:1がベストバランス
  • 無油調理ができるステンレス鍋を使う

オリーブオイルが体に良いと言われるのは、オレイン酸が70%程度入っていて、このオレイン酸は酸化しにくいためです。

油というのは酸化してしまうと、体の中で酸化油としてそのまま吸収されてしまい、その油で体が作られることになります。そうなるとアトピーやアレルギーなどさまざまな病気の原因になると言われています。

ご紹介しているエサンテ4to1脂肪酸バランスオイルも、オレイン酸を70パーセント配合しているので酸化しにくい油となっています。

油の使い回しに注意

油を使い回したり、保存しておいて再度天ぷらに使う。というのは辞めましょう。昔は多くの家庭で行われていましたが、今は酸化油が体に悪いことが常識となりました。油が酸化しているので体にとって良くないです。外食ではそういうケースが多いので外食も極力減らして自炊を心がけていきましょう。

リノール酸とリノレン酸のバランスは4:1が理想

現代人は欧米食や加工食品の増加により、リノール酸(オメガ6)の過剰摂取となっています。逆にリノレン酸(オメガ3)の油が不足しており、そのバランスが崩れてしまっています。

リノレン酸はDHAやEPAなどの魚の油に多く含まれていたり、アマニ油やえごま油にも多く含まれているので、それらが健康食として近年着目されています。ただし、アマニ油やえごま油は熱に弱いので摂取するならサラダにかけるなど生食がおすすめです。

エサンテ4to1脂肪酸バランスオイルは、このリノール酸とリノレン酸のバランスに着目して作られている油です。一般の食用油はこのバランスがだいたい20:1から酷いものだと200:1とも言われています。リノレン酸(オメガ3)がほとんど入っていないものも存在します。

また、無水無油調理のできるステンレス多重構造鍋を使用する、というのも賢い選択です。これだと、そもそも使用する油の量が少なくできますので、コストを下げることも出来て体にもヘルシーです。


体に良いオリーブオイルの選び方


オリーブオイルを使われている方は、そもそも健康意識が高い方だと思います。オリーブの主成分にオレイン酸が70%程度入っているので、オリーブオイルは酸化しにくく他の油と比べると体に良いです。

その中で、さらにこだわるなら原材料のオリーブの実が有機JAS認証されているかどうか。さらには、有機オリーブが100%使用されているかどうかに着目してください。「有機オリーブ使用」ではなく「100%使用」の表記が大切です。

紹介したオリーブオイルは、南ヨーロッパ産の有機オリーブが使われており、化学肥料、化学合成農薬不使用です。また、一粒一粒丁寧に手摘みされたオリーブの実だけを使って作られています。手摘みの有機オリーブオイルとなると、一本500mlあたり5千円以上が相場です。


ヴィーガンにもおすすめできるお砂糖


伝統日本食においてはほとんど使うことがない、砂糖についてお伝えします。

たまに甘いものが食べたい時やお祝いの際にケーキやお菓子を手作りするのは楽しいものです。手作りだと砂糖も減らせるし、何より手作りした方が添加物が入らないのでとてもおいしいです。

そんな時に選びたい砂糖がオーガニックシュガーです。完全に精製された上白糖ではなく、有機JAS認定された砂糖を選びましょう。100%有機シュガーは、全世界で売られている砂糖のうちたった0.18%しかない貴重なものです。

ヴィーガンの方におすすめの理由

白砂糖は精製時に動物の骨を焼いて炭にした骨炭(こったん)が使われています。ですがこのオーガニックシュガーであれば使われていないので、ヴィーガンの方にもおすすめできます。


100%国産の小麦粉を選ぼう


国内の小麦流通量の8〜9割以上が輸入に頼っています。パンは99%です。なのでお家でパンやケーキを手作りするのが良いです。また、天ぷらにも小麦粉は使いますよね。

輸入された小麦粉にはポストハーベストと呼ばれる収穫後農薬が使われています。これがアレルギーの原因ではないかとも言われています。また、日本に輸入される小麦には「ラウンドアップ」という除草剤が使われています。

ラウンドアップは「神経毒」であり「発がん性」があると2009年にニューヨーク州で有罪判決がなされ、損害賠償請求として1兆2000億円の支払いが命じられています。そのため現在では、日本以外の世界中の国々で使用が禁止されています。※なぜか日本では規制されていません。

ラウンドアップを禁止した国

  • 2003年:デンマーク政府がラウンドアップの散布を禁止
  • 2012年:カナダ全州散布を禁止
  • 2014年:スウェーデンノルウェー散布禁止
  • 2014年:ロシアはモンサント社の遺伝子組み換え作物の輸入を禁止
  • 2015年:オランダ販売を禁止

この他にも、ドイツ、イタリア、オーストラリアなど33カ国が2018年までに販売を禁止しているのが「ラウンドアップ」という除草剤です。

外食や菓子パンやお菓子には、ほとんど輸入小麦が使われています。これだけでもいかに加工食品が良くないかが分かりますよね。

100%国産小麦粉を選ぼう

よく「国産小麦使用」との表記がありますが、これだと国産小麦が1%だけでも表記することができるので、100%国産小麦という表記にこだわりましょう。

おすすめの小麦粉は有機栽培の北海道産小麦を100%使用しています。特別栽培の「きたほなみ」を使用した、きめが細かく、小麦粉の甘みと風味があり、ふっくらした口溶けとなめらかさがあります。スポンジケーキはしっとりと、クッキーはサクサクになる小麦粉です。

以上が調味料の選び方ガイドです


今後の調味料選びの参考にしてください。おすすめの調味料として紹介した商品は全て、以下掲載のリンク先より購入することが出来ます。

おすすめの調味料一覧
https://lit.link/takaaki116

アムウェイの100%現金返済保証制度について


ご紹介したアムウェイ製品の調味料には、100%現金返済保証制度がついています。ご購入から1年以内であれば、使用、未使用にかかわらず製品の返品が可能です。製品がどうしても気に入らず返品したい場合は、日本アムウェイに直接お問合せください。

日本アムウェイ相談ホットライン

フリーダイヤル 0120-123-777

受付時間:月〜土 9:00〜17:00(日・祝日はサービス休止)

ただし、耐久性品である(eSpring浄水器Ⅱ、アトモスフィア空気清浄機、アムウェイクィーンなど)は30日を超えると返品することが出来ません。なお、配送料・手数料などの製品代金以外の費用は、返金の対象になりませんのでご注意ください。

返品ができると言っても、気に入ったにも関わらず得するために返品するようなことがないようお願いします。これらの行為は、紹介者側にも迷惑となりますので、大人として良識を持った行動をして頂きますようよろしくお願い致します。

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